吉祥寺駅の西側高架下に讃岐うどん「いぶきうどん」はあります。以前は居酒屋だった場所に2017年夏にオープンした立ち食いスタイルのうどん屋です。
昼時はいつも店外に列ができるほどの人気で、自分は昼下がりなど、混み合わない時にしか寄りません。
店内に入ると2台の食券販売機があり、そこでチケットを購入して厨房スタッフに渡して、作ってもらいます。食券販売機には各種天ぷらや唐揚げのトッピングされた写真入りメニューがならび、ついつい「…スペシャル」や「…盛り」を選びたくなります。
盛りっと食べたい時には天ぷら、揚げ物のトッピングもよいですが、自分はかけうどん、ぶっかけうどんがおすすめしたいです。
かけうどんとぶっかけうどん、讃岐うどん屋さんにはこの違いの分かりずらい2つともがラインナップされていると思いますが、「いぶきうどん」も同様です。違いは汁の濃さ。かけうどんはたっぷりのお汁にうどんがはいり、ぶっかけうどんはねっとりした濃いめの汁をうどんにかけるスタイルです。「いぶきうどん」ではかけうどん、ぶっかけうどんとも390円です。※2023年5月4日現在
揚げ玉、揚げた伊吹いりこ、刻み小口ねぎ、生姜が無料提供されているので、こちらをトッピングすれば立派なごちそうになります。揚げ玉は店で揚げた天ぷら等の油カスで、香ばしく、伊吹いりこは見た目が硬そうですが、おそらく出汁をとったものを素揚げしたもので、うどんの出汁が染みるとやわらかく、口溶けもよくうまいです。
伊吹いりこは、カタクチイワシの煮干しで香川県伊吹島の特産品をさすもののようです。
汁だけでも伊吹いりこの風味を楽しめますが、無料サービスの伊吹いりこの揚げたものも楽しみたいです。
なお、店構えからは想像がつかないけれど、運営母体は丸亀製麺を擁するトリドールホールディングスだそうで、六本木、東京ミッドタウンにももう一店舗あります。
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