だったら、これも信じられるかもしれない。きみがエキストラであれヒーローであれ、この物語はもうじき終わる。そのとき、きみがどんなものになりたいかは、きみしだいであり、きみだけが決められる。いかなる視聴者の目からも離れて、いかなる作家の手からも 離れて、きみは自立した人間になる。
メタフィクションと呼ばれる手法で紡がれる物語。
ネットのレビューをみると「ふざけてすぎている」との主旨の非難が散見しましたが、スコルジーの「老人と宇宙」をたのしんだ自分にとっては許容範囲。むしろやってくれたなぁと喝采しました。
さて、読書中、ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」を思い出しました。そういえばあれもメタフィクションだったのでしょうか。
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