AmazonにHHKBストアができたそうです。ブランドストア自体はAmazonでの販売促進をメーカーさん自身ががんばってねというAmazonの意向もあって始まるものですが、あまたの類似競合と明確な差別化をAmazonの商品カタログで行えることもあり、いま以上にHHKBのブランド価値が上がり、購入検討される方も増えるのではないでしょうか。愛好者としてそういう方の背中を後押しさせてください。
自分は「HHKB Professional HYBRID Type-S 英語配列/墨」を使用しています。
キータッチは文句なしの心地よさ
HHKBに初めて触れたとき、その打鍵感には感動しました。キーは適度に重さがあり、押下した際のしっかりした反応と心地よい打鍵音。それは自分の操作に対してしっかりキーボードが応えてくれているということを感じさせてくれるものです。高級車のドアを閉めるとき、適度に重く、閉まる瞬間に軽く押し返すような感触があるのですが、そんな感覚が一打鍵毎にあるような印象があります。それは気持ちよく、安心感があります。
Type-Sはメカニカルキーボード特有の打鍵音を抑えたシリーズです。その打鍵音はカチャカチャというものでなく、カシュカシュという感じでしょうか。メカニカルキーボードなのに、メカっぽい音が少し抑えらているのは、もしかするとジュージュー焼く音のしない焼肉のように物足りなくなる?かとも思っていましたが、そんなことはありません。
Bluetooth接続に遅延なし
メインPCとの接続は、待機状態での反応遅延やチャタリングによる誤入力などを懸念してUSB-Cで使うことを想定していました。しかし、試しにBluetoothを使ってみると、反応遅延などは特になく、有線と比べても遜色なく使えていることから、程なく無線での利用一辺倒になりました。
iPhoneとHHKBの組合せで使うことも多く、実際この記事もiPhoneの画面を見ながらHHKBで入力をしていますが、その際はBluetooth接続になるわけで、PCと iPhoneを行き来して使う際にもBluetooth接続の方が切り替えが早く便利です。文字入力中心の使い方をしている限りBluetooth接続で十分というのが自分の結論です。
バード電子 HHKBキーボードルーフは買っとけ
本体もいいお値段ですが、関連グッズもいいお値段なのがHHKBの世界です。とりわけキーボードルーフというアクリル製のシンプルな成形品に手を出したものかと迷うところかと思います。でも、断言します。これが一番買って損のない、HHKBの利用価値を最も上げるアイテムです。
HHKBは置いておくだけでほこりがキーの隙間に入りそうなキーボード構造なので、未使用時にほこりから守ってくれるキーボードルーフは精神的な安心感が増します。加えてHHKBを持ち運びたいとき、鞄等の中でキーに無用な負荷がかかることを防げますので安心です。
上記の未使用時、移動時の2つの安心に加え、使用時にはリストレストとして使用することができて、使うことでキー操作を向上できるかと思います。
リストレストが必要かどうかは個人差もあるかと思いますので、まずは段ボールや本をキーボードの前に置いて打鍵の感じがどう違うかを試されると良いでしょう。自分は腕、肩への負荷が格段に変わり、指の運びが良くなることを実感し、リストレストを導入しました。そのファーストチョイスにこの「HHKBキーボードルーフ」は最適です。
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