Beats Studio Budsのアップデート

1/28/22

Beats Studio Buds ガジェット


ここ数日来、Beats Studio Budsのファームウェアアップデートの情報を目にすることが増えました。なお、いずれも米国のニュースサイトの情報を元にしたもののようで、Apple等からの正式アナウンスではありませんでした。

Apple is now rolling out an update for Beats Studio Buds.Today’s update brings the Beats Studio Buds firmware to version 10M359, but unfortunately, Apple has not provided any details on what’s new.

https://9to5mac.com/2022/01/25/apple-rolling-out-new-firmware-version-for-beats-studio-buds/

なお、記事記載のファームウェアのバージョンは10M359で、2022年1月28日現在の自分ものは1B56…、でも、10月下旬に確認したバージョン1A174だったので何かしらのアップデートがなされたことは確かなので確認しました。

タッチ操作で音量コントロール可能に…

現在のバージョン(1B56)の設定画面をみると「音声コントロール」の有無が選べるようになっていました。アップデートで新しい機能、タッチ操作による音量調整機能が使えるようになっていました。

この「音声コントロール」をオンにすると左右のイヤーパッドに割り当てられる動作が「音量を下げる」「音量を上げる」に切り替わります。左右どちらに音量の上下を割り振るかは「ノイズコントロール」「Siri」の割り振り同様に選ぶことができます。また、オフにすると従来同様に「ノイズコントロール」か「Siri」に割り当てることができます。

Siriとどちらかを選ぶ必要が…

ひと通り設定を触ると気がつくと思いますが、音量コントロールを有効にすると、Siriやノイズコントロールは使用できなくなります。

音楽再生、簡単なメッセージ作成と送信などSiriをちょくちょく使う身としては、街中で「ヘイシリ」と口に出すのを躊躇う時や、音声認識が上手くいかない時、タッチ操作でSiriを起動することもしばしば。これまで「ヘイシリ、音量50パーセント」と音声コントロールをつかってきたものよりも、タッチで音量を制御できるのは便利と言えば便利なのですが。迷いましたが、音声コントロールを使えることがBeats Studio Budsのポイントだったので、それを外すのは今回はやめました。引き続き音量コントロールはSiriに任せることにしました。

他社のイヤフォンでは、タッチ操作の長さ、回数で複数の操作に対応することがままありますが、Beats Studio Budsは操作が煩雑になることをよしとしないのでしょうか。長さ、回数での操作切り替えは間違いが多いので、その設計には賛成なのですが、音量コントロールが直感的にできるのは便利だったのでちょっと残念です。

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