Beats Studio Budsレビュー(購入3か月目のレビュー)

10/21/21

Beats Studio Buds ガジェット

Air Podsの第3世代が登場し、H1チップ搭載とされるBeats Fit Proも気になるこの頃。すでに新製品という期待だけでなく、実力も問われるポジションに移ったBeats Studio Buds。こちらを3か月使用してきての使用感などをお伝えします。こちらのレビューはバージョン1A174(前回の1か月レビューは1A161)を使ってのものになります。購入検討の参考になればうれしいです。

アップデートで動作が不安定なこのひと月

このところのBeats Studio Budsは動作が不安定でした。これがiOS15へのバージョンアップによるものか、あるいは毎回知らないうちになされているBeats Studio Budsアップデートが原因なのか不明ですが、ソフトウェア周りの不具合いのようでした。

不具合は2つありました。

ひとつはSiriの反応感度の悪いと感じることが増えたことで、Siriに呼びかけて無視されたり、Beats Studio Budsのボタン操作でSiriが出てこなかったり、依頼したことを取り違えたりとどうやらiOS、Siri周りの不具合要因のものでした。しかし、iOS15.0.2では解消しています。

もうひとつはノイズコントロールが意図通り働かず、外部音取込みを何度しても外音取込みモードに戻ってしまう不具合でした。あきらめて最後は屋内なのに外音取込みモードのまま過ごしたこともありましたが、こちらも現在は解消されています。

Siriによる音声コントロール、ノイズキャンセリングなどノイズコントロールといずれもBeats Studio Budsを特徴付けている部分に関わる不具合でしたのでとても残念な状態でした。しかし、いずれもアップデートに伴う不具合で、本体の故障、不具合ではなかったので良しとしたいと思います。

バックグラウンドサウンド機能でより愛着が増しました。

iOS15では、単調なノイズを流す「バックグラウンドサウンド」が利用可能になりました。不要な雑音を覆い隠すためのバックグラウンドサウンドを再生する機能で、気が散ることを最小限に抑え、集中したり、落ち着いたり、休んだりするときに役立つというものです。

なお、AirPodsなど対応した機器ではライブリスニング機能が働くようですが、Beats Studio Budsは非対応です。Beats Studio Buds本体のボタンを押して音楽を止めるなどして外部音を聴き取りやすくする必要がありそうです。

室内でのノイズキャンセリングは効果抜群。

「バックグラウンドサウンド」は再生中の音源に被せることもでき、Beats Studio Budsノイズキャンセリングでカバーできない音が聞こえなくなり、より作業に集中できると感じました。

オフィスではノイズキャンセリングをこのバックグラウンドサウンドの組み合わせで電話の着信に気がつかないほど、没頭できる状態を作れました。

Beats Studio Budsのノイズキャンセリング性能に疑問を呈するレビューを散見しますが、色々使っての結論は、室内で使用する場合、十分機能するというものです。電車で移動の車中、歩行時の使用では効果を感じることはまれでしたが、逆に移動時の利用は周囲への注意不足となるので推奨されないのではないでしょうか。「バックグラウンドサウンド」機能を組み合わせての効果は絶大です。

睡眠導入にも効果あり

バックグラウンドサウンドでマスキングしながら音楽を聴いてリラックスした際に何度か寝落ちをしてしまいました。どうやらこの不快でない単調な音は誘眠にも効果があるようです。集中したい時のバックグラウンドサウンド機能ですが、合わせてかける音楽次第では“集中して”リラックスできて眠くなるようです。用途に合わせて音楽を選ぶ必要がありそうです。

Beats Studio Budsの耐水性能(誤って洗濯してしまっての結果はセーフ)


やってしまいました。家では片耳のみBeats Studio Budsを使用することがあるのですが、家族と話しをする際に外し、ケースに戻すことなくポケットに。そのままその服を洗濯してしまいました。

過去にもヘッドセットを洗濯してしまったことがあり、ワイヤレスイヤフォンではあるある?と自分は思うのですが…

さて、洗濯を干す段でポロリと出てきたBeats Studio Buds左耳ユニット。ポロッと出てきたくらいですからポケットから飛び出し、洗濯槽でグルグル回ったようです。発見の報を聞き、これまでの短い付き合いを思い出し、無念に思った次第です。

が、なんと問題なく動作しました。絶対まともには音は出ないと思ったのですが、以前と違いない使用感です。

これがもしかしてIPX4相当級とされる防水防汗の実力でしょうか。本来、IPX4では水没への耐性はないのですが、洗濯槽の中でプカプカ浮かんでいたか、水流がパーツの隙間に入るほどの水圧でなかったのか。不明ですが、水に浮かぶか実験する肝はなく、運がよかったと思うしかありません。なお、うちは普通の洗濯槽ですが、これがドラム式など天地がひっくり返るタイプの洗濯機だったらアウトかもしれません。

すみません、なんの知見を示せず、単に運がよかったが結論となる話ですが、運がよければ誤って洗濯機に入れてしまってもセーフということでご承知おきください。あくまでも運です。

周辺アクセサリーが登場

AmazonなどにBeats Studio Budsのケースが多数出品されるようになりました。シリコン素材のものが中心で装着すると滑りやすいケース本体のホールド感は増しそうです。また、カラビナ付きなのでパンツのベルトループやバッグにつけるのには良さそうです。キャラクターものなどもあるので、好きなキャラクターのものがあればいいかもですね。

続々登場するヘッドセット新商品に目移りしそうになったら、こうした周辺グッズで気を紛らわすのもいいかもとチェックしています。

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