HHKB「墨,刻印あり」のしっとりとしたその佇まいをとても気に入っています。
しかし、キートップに刻印があるとはいえ、グレーで印刷されたそれは、少し暗く、光量の少ない部屋では判読できないことを使い始めて知りました。
文字キーのブラインドタッチはこなせるのですが、キーボードによって位置が微妙な数字キー、記号キーは押し迷うことがままあり、特によく使う「0」や「(」はキーボードの中程でもあり、顔をキーボードに近づけて確認することが少なくありません。
「墨」、失敗したかなぁと思う瞬間です。
使用を始めて1ヶ月、いつかは手が覚えると思ってきましたが、なかなか…。数字を打つたびに手を止めることをストレスに感じてきました。
上級者が皆、手を出しているキートップ交換に手を出そう、数字キーだけでも「白」に変えてみよう、いやアルファベット26文字以外を全部「白」にしたら快適なんじゃないか、と夢想がめぐりはじめました。
Logicoolの安いBluetoothキーボードが買える値段のHHKB純正品「キートップセット」をAmazonで何度もチェックしつつ、同じ価格帯のフタこと「キーボードカバー」の方が優先順位が高いんでは?と何度も逡巡。ほんと、HHKB税は高いとため息です。
メルカリで調べると、HHKB民の先輩方が、「キートップセット」のバラ売りをしていて一個900円。「0」だけでも付け替えれば使い勝手が良くなるのだろうから…と手を出しかけて、気がつきました。
純正品の「カラーキートップセット」1,980円の無刻印に「0」を換装すればいいのでは?その思いつきを十分に吟味するまもなく、指はAmazonアプリの「今すぐ買う」ボタンをスワイプしていました。
結果、「0」と右「shift」キーをそれぞれ換装。これにより数字キーの相対位置が把握しやすくなり、また、「delete」キーと組み合わせ多用する「FN」、文字種変更で良く使う「alt」の相対位置が分かりやすくなりました。
数字キーのいずれを目立たせるかは逡巡しましたが、数字キーの中で「0」をもっとも使うこと、同キーにアサインされている「)」(左隣もよく使う「(」)を見つけやすいため、正解のようです。
数字キーすべてを買うと言う迷いはキレイに消え去りました。
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